インターナショナル・フォスターケア・アライアンス

日本とアメリカの当事者ユースたちの協働

IFCAユースとアメリカのユースが一緒に活動する理由

日本とアメリカ両国の児童福祉の状況を、ユースの実際の経験やユースの考えのもとに比較し、それぞれの国の児童福祉を発展させていけるようにするためです。

また、両国を比較することで、改めて自分の国の状況を知ることができます。こうした気づきから、自分自身や他の当事者が置かれている・いた状況が改善され、ユースがより自分らしく、過ごしやすく生活できるように声を上げていくためです。

アメリカのユースと日本のユースの違いと共通点

国や文化や制度による違いはあります。社会的養護を受けていた環境(施設型養育か里親か)などがその例です。

また、社会的養護の当事者が声を発するという活動や概念が、アメリカには根付いている印象ですが、日本にはまだ浸透していないと感じています。

違いももちろんありますが、当事者として抱えてきた思いは共通することがたくさんあります!
                 

2014年:日本チーム、最初の渡米(ワシントン州シアトルで)

IFCA先輩ユースの声

Q:アメリカのユースたちとの活動から何を得ましたか?

まず、社会的養護の当事者として、自分の声を発することが、過ごしてきた制度や環境に変革のインパクトを与えることができるということを知りました!

アメリカのユースたちは、この活動を、アドボカシー*という言葉で読んでいます。

また、海外に自分との共通点を持った友人ができることは貴重な機会だと思います。特に、ただの国際交流で終わらせるのではなく、お互いの意見や考えを深め合える機会はとても価値があると思います。国も言葉も違うのに、思いがつながったり、共感できることを知って、驚きと同時にとても嬉しい気持ちになりました。

Q:日米のユースの活動の中でいちばん印象に残っていることはですか?

渡米プログラムがいちばん印象に残っています。日本以外の国でユースがどのような生活を送ってきたのか知ることができたのは、とても興味深いことでした。また、社会的養護に関係する専門家から話を聞いたり、ユース自身がスピーチをしたり、IFCAの活動を通して経験できることは、たくさんあります。そしてこれらの経験が、自己成長のきっかけになりました。

渡米期間中、ユースのメンバーと同じ宿舎に泊ったことも印象に残っています。渡米中のプログラムで感じたことやこれまでの自分の経験から考えたことを、夜通し語り合いました。他のユースの考えや意見を聞くことで自分の価値観に変化が起きたり、考えが深まったりします。何気ないことで笑いあったり、カードゲームで遊び倒したことも良い思い出の一つです。