インターナショナル・フォスターケア・アライアンス

第1回 IFCA リーダーシップ・シンポジウムを開催します!

地域に根ざした取り組みと 世界的な規模の活動を同時に行ってきた 社会的養護の当事者ユースと里親パイオニアたちによる

<第1回>IFCA リーダーシップ・シンポジウム

日時:2020年 3月22日(日)
午前の部: 9時45分開場 10時15分開始
午前の部 :12時45分開場 1時15分開始

会場: 日本財団ビル ◎ 2階 大会議室 [東京都港区赤坂1 丁目2番2号 ]

イベント参加料:受付にて1000円 からのご寄付を徴収させていただきます。
[ フォスターユースは参加費無料です。]

定員:200名
★ 会場にて、自立支援や子どもの権利擁護にかんする資料を用意しています。
★ また会場にて、託児サービスも行います。託児をご希望の方は、下記の問い合わせ先まで、3月13日(金)までにご連絡ください。
お問い合わせ:info@ifcaseattle.org

申し込みURL: https://kokucheese.com/event/index/591051/

◎ 共催
公益財団法人 米日カウンシル-ジャパン  TOMODACHI イニシアチブ
NPO法人 インターナショナル・フォスターケア・アライアンス
NPO法人 里親子支援のアン基金プロジェクト

◎ 協力
The Mockingbird Society 501(C)3 Nonprofit
International Foster Care Alliance [IFCA] 501(C)3 Nonprofit

◎ 助成
日本財団

アメリカのスピーカー2名を 招いて、里親が創造する子育てコミュニティの役目と、困難を生き抜く若者たちのレジリエンシーについて1日中語り合う、新しいかたちのシンポジウムです。

☆☆☆ プログラム ☆☆☆

<午前の部 >
【基調講演】マディソン・サンドバル – ラン(米国ネバダ州)
里親支援の未来像—アメリカの取り組みから学ぶ
(当事者ユースの立場から、里親養育の質の向上を目指す最先端のプログラムを、児童福祉の専門職を対象に指導してきたトレーナーによる日本で初めてのセミナーです。)

福岡市、札幌市、そして東京都の里親と支援機関による、モッキンバード・ファミリー・パイロット事業の成果報告。(ベテラン里親が中心になり、地域の家庭同士が支え合う子育て支援のプログラムが日本各地で始まっています。)

<午後の部>
【特別講演】ブランドン・ヒギンズ (米国インディアナ州)
「人と違う」ということを自分の力に変えるには・・・
困難を生き抜いたアメリカ当事者ユースの多様性とレジリエンスについての考察

▶︎アメリカ視察研修旅行から帰国したばかりの日本ユースからの報告

・オレゴン州議会と児童福祉局視察
・オレゴン州の自立支援機関とユース活動
・FosterClub「全米規模の当事者団体のリーダーシップ・プログラム」
・カリフォルニア・ユース・コネクション(CYC)「The Day at the Capitol サクラメント州会議事堂でのアドボカシー活動の3日間」

▶︎多様性について考える、日米ユースパネル・ディスカッション

<米国スピーカーの紹介>

◎ マディソン・サンドバル – ラン Madison Sandoval-Lunn

10歳の時に3人の年下のきょうだいとともに社会的養護のもとに保護されるが、その後きょうだいとは離れ離れとなり、7年間で7つの里親家庭を転々とした。数々の苦難にもかかわらず、マディソンは全米の児童福祉コンサルタント、トレーナー、アドボケートとして、自らの声と経験を生かし、立場の弱い子どもや家族のために、制度の改善に尽力している。里親や養親のリクルートとトレーニングに携わったほか、親族里親の支援や、ホームレスなどのリスクのある若者への直接的支援、連邦政府が推進する、「子どもと家族のためのサービスにかんする調査Child and Family Services Review [CFSR]」と、ユースの移行に関するデータベース(National Youth in Transition Database [NYTD])のアセスメントの実施、児童虐待防止および児童福祉に携わる職員のためのカリキュラム作成、ユースエンゲージメントなど数々の取り組みを行ってきた。ネバダ大学ラスベガス校で行政学の学士号を取得し、2021年5月までに同校でソーシャルワーク修士号取得予定。

◎ ブランドン・ヒギンス Brandon Higgins

米国インディアナ州・インディアナポリス出身の29歳。
約3年間社会的養護のもと生活をした後、養子縁組として引き取られた。2013年、ケンタッキー州立大学で教育学の学位を取得後、アーカンザス大学でソーシャルワークの修士課程を修了。ミネソタ大学で博士課程の一環として1年間の実務課程を経て、現在までに4つの文献を発表。現在メディカルソーシャルワーカーとして働きながら、自宅を基盤としたセラピーも行い、近年『ギビング・ジョシュア・ア・チャンス』というNPOを立ち上げ、社会的養護を離れる若者たちを支援をしている。 LSCW(認定臨床ソーシャルワーカー)資格取得後は開業して、エクウィンセラピー(馬とのセラピー)を通してトラウマを体験した若者のセラピーを行いたい。